3号井戸 井戸掘り日記-1

 

 4/1、実家である神奈川県茅ヶ崎市に帰省しました。

実家には借りている畑があるのですが、家から100メートル

位離れているので水を運ぶのが大変です。

 そこで井戸を掘ってみるか〜と思って井戸掘り道具を

もって帰り早速掘り始めました。

 

 

 

 

 

 

 

井戸穴位置

 

 

 

 

 シャベルで1メートルくらい掘ってそこに水を入れて1号機で

ガシャガシャ、、、、

 初日はすぐに日没となり1.5メートルで終了。

 

 翌日は8時から掘り始め、途中から親父も加わって二人で

掘り進めました。

 地表から2.7メートルくらいまでは赤土

        2.8〜3.3メートルくらいが砂

        3.3メートルから砂利

 になりました。

 水は3.2メートルから出始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出てくるのは5cmくらいまでの角の取れた砂利で

海、ないし河原の砂利と思われました。

太古の昔、実家のある位置は海岸線で裏の山が

陸地だったとのこと(裏山に貝塚がある)。

 

砂の層から3号機に変更、順調に砂の層はクリアー。

砂利の層も写真のとおりかなり大量にかき出し、

少しずつであるが掘り進める。

 

しかし砂利が出てくるものの穴が深くならずどうやら

壁孔が崩落していると思われた。

このとき3.7メートルまで井戸掘り器は入っていたので

井戸枠もそれにあわせて4メートルくらいのVU75を用意し

挿入。(下から1.2メートルまでスリットを縦に多数あけた)

井戸枠を入れた上で掘り進めようと思ったのだが

掘れど掘れど砂利は少しずつ上がるが井戸枠は一向に

下りていかない。

ちょっと叩いてみたが入りそうにも無い。

 

どうやら大き目の石にあたっている?

 

一旦井戸枠を抜いて1号機で底をほぐして3号機で砂利を

持ち上げる操作を繰り返すもどうやら井戸穴の壁をどんどん

広げているだけのようで全く深くならない。

持ち上げた砂利はすでに10リットルのバケツに5-6杯分くらいに

なり井戸穴もとっくりのように末広がりになってきた。

この作業に3-4時間、大の大人二人で奮闘したがどうやら

大き目の石にあたっているようでどうにも掘り進めず。

 

この間、3号機の先端についている継手が疲労により

割れて、あわや井戸の底に弁ごと落っこちるところだった。

 

井戸深さ    土質

0cm

30    

60

90

120

150           赤土

180           1号機で掘削

210

240   

270

300           砂 3号機

330

360           砂利

370

 

水深は3.2〜3.7メートルであり

50センチしかありません。

 

これは、、、失敗ですか?

 

今度実家に帰るときは足場用の鉄パイプを

先端につけた井戸掘り器を作成して、

底にある大き目の石を砕けないかトライ

する予定です。

 

いや、なかなか簡単にはいかないもんですね、、、、

 

 

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