2号井戸改 井戸掘り日記-1

 

しかし、掘りなおすのはおっくうなのでもしも破断したこの井戸枠が抜けてくれればいいなーって思っていたとき、こばやしさんのHPで井戸枠をブロックと自動車用のジャッキを使って引き抜いている写真をみてこれで抜けないかな?と試してみました。

 

こばやしさんのところはVP管を使用されているので丈夫ですが当方はVU管なので力をかけるとその部分が割れることが懸念されました。そこで、少しは丈夫かなと思われるソケット継ぎ足し部に穴を開けて径10mmのボルトを挿入し、そこに足場固定用の鎖を通す計画にしました。

 

          足場用鎖

 

              VU75ソケット部

                     

                      径10mmボルト

 

 

 

 

 

ジャッキをセットし、持ち上げるとミシミシ、、、、あー壊れそう、、、、するとズズッと井戸枠があがってきました。ブロックを積み増してさらに50cmほど持ち上げた状態でボルトを抜いてその穴にジャッキを回すのに使った工具を差し込んで右へ左へ回しながら持ち上げると徐々に抜けてきました。

途中、同じくソケットの部分に穴を開けて同じように工具を差込み右へ左へまわしながらもちあげて最終的に完全に抜くことに成功しました。

 

井戸枠の先端は見事につぶれて狭くなってました。VU管は弱いですね。

 

うまく破断した井戸枠の抜去に成功したので新たに入れなおすことから始めました。

 

井戸枠は先の反省に書いたとおり先端2bをVP管とし、集水部にした。スリットをあけたあとに農業用の網を巻いたところまでは良かったのだが微妙に長さが足りず、上20センチほどがスリットむき出しとなってしまった。ここで冷静にビニールをまくなり布を巻くなりして閉じてしまえばよかったのに日が傾きかけていてあせっていたため、まあいいか〜ってそのままにしてしまった。これが後に災いをもたらすことになるとは、、。

 

井戸枠を挿入、砂の層はやはり崩落していたため3号機で掘りながらブロックで井戸枠を叩いて進めたところ、850cmまで順調に入った。しかし、ここでストップ。いくら掘っても砂はあがってくるのだが井戸枠が下りない。刃がついている1号機に変更して底をつついてみたところ硬く締まった粘土で出来た石ころ状のものが出てきた。このあと2号機にも変えてみたのだがどうにも掘れず。

井戸枠の長さの計算を間違えたのかな?と思いかなりハードに井戸枠をブロックで叩いてみたところ、なんとまた井戸枠の先端が破断

 

前回と同様の症状で、井戸掘り機を押し込むとなかなか抜けなくなるように先端部がつぶれている様子。VP管が破断したとは考えにくいのでどうやら先端につけた継手が壊れたようだ。

 

結局850cmの位置で井戸枠を固定することにした。又引っこ抜いて色々やる気力はありませんでした。

 

 井戸枠    土質  水 掘削機

      10

      20

                 ここまでは前回掘った層

                                      ここの作業は1日で終了。

             

      500     +粘土

      510 非常に硬い  2号機

      520     粘土

      530

      540 さらさらの   3号機

                   

     

             

      610

      620

      630

      640

      650

      660

      670

     

     

 

      830

       840

       850

       860 粘土?

 

 

       さあ、水は出るでしょうか?

 

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